ケンオードットコム 2018.7.5
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燕市で全国初の
総力型サイバーフィジカル防災訓練や
聴覚障害者訓練
燕市で1日、全国初の研究機関との協働による総力型サイバーフィジカル防災訓練や
新たに聴覚障害者訓練も盛り込んだ全市一斉の総合防災訓練が行われた。
小池小でサイバー・フィジカル防災訓練の説明を受ける鈴木市長
毎年恒例の訓練で、震度6強の地震を想定して午前は市内41カ所に設置した
避難所への住民避難訓練とあわせて聴覚障害者訓練
サイバーフィジカル防災訓練、午後は市役所で災害対応訓練が行われた。
【動画】 全国初の総力型サイバーフィジカル防災訓練と聴覚障害者訓練
聴覚障害者訓練は、避難所を設置した分水福祉会館で行われた。
40人ほどが避難し、うち5人が聴覚障害。
職員は避難所での注意や行動について説明し、聴覚障害者には
それとは別に職員が手持ちのホワイトボードに文字を書いて筆談で伝え
訓練の予定になかった燕市手話通訳士も手話でサポートした。
分水福祉会館で初めて聴覚障害者を対象にした避難訓練
訓練に参加した燕市聴覚障がい者協会会長の和田誠さん(48)は
「訓練がなければ慌ててしまうのであらかじめ訓練できてよかった。
高齢の聴覚障害者は読み書きが苦手な人が多いので
手話通訳士がいた方がいい」と感想を話した。
サイバーフィジカル防災訓練は、筑波大、富山大、京大
防災科学技術研究所などによる「CREST CyborgCrowd プロジェクト」と
燕市が協働して行った。柳山地区で被災カ所を示す赤い○や△印を道路上や建物に付け
それを発見した避難住民が専用サイト場所と被害内容を報告。
その情報を地図上にマッピングしてどこにどういった被害があるかが一目でわかる。
続きは
市役所に設置した災害対策本部でもサイバーフィジカル防災訓練で取得した情報を迅速に確認
災害対応訓練
自治体の防災訓練では初めてのヘルプカードのブースの設置
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