スポーツ報知
2019年3月31日
リガーレの「L」を指で作ったポーズを披露するリガーレ仙台の選手(前列左から佐藤、西田、高野、加藤、今野、荻野、後列左から雨堤、小沢、大貫、渡辺、末永、浦野)
女子バレーボールのクラブチーム・リガーレ仙台が30日、仙台市内で新加入を含めた選手12人のお披露目会見を行った。昨年8月に発足し、2度のトライアウトを経て、大学を卒業した8人が加入。今月23日にデフ(聴覚障害者)日本代表と初めて練習試合を行うなど、本格的に始動した。リオ五輪日本代表の佐藤あり紗主将(29)は「チームとしてやっと始動します」と涙を流しながらあいさつ。「大好きな宮城の皆さんに少しでも(チームの)名前を覚えてもらえるよう、1日1日頑張っていきたい」と決意を語った。
新加入選手お披露目会見で涙を流す佐藤あり紗(東北支局・遠藤 洋之)
ユニホームはファーストがチームカラーの赤、セカンドは「杜の都・仙台」をイメージした緑と黒が基調にされた。公式戦は6月9日のクラブカップ宮城県大会(多賀城市総合体育館)を手始めに、7月には国体県予選や皇后杯県予選などにも参戦する。将来のVリーグ入りを目指し、4月からの19年度は各大会で“実績”を作っていくことが重要となるが、山形県出身で東北福祉大から加入の渡辺優(22)は「人一倍努力をして、頼れるエースアタッカーになりたい」と新しいチームでの飛躍を誓った。(遠藤 洋之)
◆リガーレ仙台の2019年の主な公式戦予定
▽6月9日 クラブカップ県大会(多賀城)
▽7月7日 国体県予選(大崎三本木)
▽同21日 皇后杯県予選(多賀城)
▽8月9~12日 ※クラブカップ全国大会(福井)
▽同31~1日 ※国体東北予選(福島)
▽9月14~15日 ※皇后杯東北予選(一関)
▽同28~29日 みちのくカップ・地域リーグ予選(天童)
▽10月2~5日 ※国体(ひたちなか)
【注】※は予選突破で出場可能な大会。
0コメント