佐賀新聞LiVE
2019.2.27
佐賀市の県立ろう学校は26日、
同市のコープさが新栄店で校外販売会を開いた。
産業工芸科と被服科の生徒が手作りした木工製品や雑貨、アクセサリーを販売した。
販売会は購入者を意識した製品づくりを通して生徒の
就労意識を高めるとともに、ろう学校や聴覚障害者への理解を広めようと始まった。
手話や筆談などを交えながら接客する生徒=佐賀市のコープさが新栄店
昨年に続いて2回目で、子ども連れの母親が多かったことから
木琴やだるま落としなど木製のおもちゃや皮小物をそろえた。
買い物客は「デザインがすてき」「孫に贈りたい」と手に取り、
品定めしていた。
生徒は会計や商品渡しを担当し、筆談などを交えながら
買い物客とのコミュニケーションを図った。
高等部1年の野口真哉さん(15)は
「接客は緊張したけれど、お客さまのことを考えて作った商品が、多くの人の手に渡ってうれしい」
と笑顔を見せた。
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