Webみんぽう|苫小牧民報社
2019/2/26
厚真町の総合福祉センターで24日、胆振東部地震の復興支援イベント
「バリアフリーおもちゃ博in胆振東部」(実行委員会主催)が開かれ、
玩具で遊ぶ子どもたちの歓声が会場内に広がった。
多くの親子連れが訪れてにぎわったイベント
イベントは、子どもたちが障害の有無に関係なくおもちゃを通じて
遊んでもらおうと、旭川市で2006年から毎年開かれ、
昨年は1万人が来場している。
今回、地震で被災した厚真とむかわ、安平の子どもたちを元気にしたいと、
復興支援として開催。
21日夜に発生した胆振中東部地方を震源とする地震で、
厚真町は最大震度6弱を観測し、会場の同センターが避難所になり延期も検討したが、
避難所が閉鎖されたことで開くことができた。
会場にはプラスチック製の鉄道玩具やパズルブロックなどの
おもちゃが並べられ、人気を集めた。
缶バッジ作りやラジコン、バルーンアートなども楽しんだ。
視覚障害や聴覚障害の子どもと一緒に楽しく遊べる共遊玩具の紹介や
パラリンピック種目の「ボッチャ」体験コーナーも設けられた。
実行委の小笠原志朗(33)実行委員長は
「多くの人が来てくれた。また被災地でイベントを開くことができたら」
と話していた。
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