中日新聞 2018年12月16日
片山ホームタウン担当(左)と軽妙なトークを繰り広げる今井選手(中)と志知選手
=山形村のアイシティ21で
来季からサッカーJ1で戦う松本山雅FCのDF今井智基選手と
MF志知孝明選手は十五日、山形村のアイシティ21でトークショーを開いた。
三百人の定員に対し、一階会場外や二階通路にも観客が押し寄せるなどの盛況だった。
司会は元山雅選手の片山真人ホームタウン担当が務めた。
夏に柏レイソルから山雅に移籍した今井選手は、印象に残った試合を問われると
「山雅デビューとなった愛媛FC戦。久々の公式戦だったけど、あまり緊張はなく
持てる力を全て出そうと思った」と話した。
今井選手と志知選手は練習後によく食事に行くなど仲がいいといい、
志知選手は「明るい先輩。プレーでは球際で強く、足の速さを生かした素早いカバーがすごい」
とたたえた。
観客からの質問コーナーもあり、年末年始をどう過ごすかという問いには、
今井選手は千葉、志知選手は岐阜の実家でのんびり過ごすと回答。
反町康治監督は怖いですかという子どもの質問には、
今井選手が「全然怖くない。ただ相手チームの分析など緻密な監督だと思う」と述べた。
観客の前で初披露された来季の新ユニホーム=山形村のアイシティ21で
この日は来季の新ユニホームの初披露もあった。
地元チームでサッカーをやっている松本ろう学校小学部二年の吉川裕利君(8つ)は
「GKの黒のデザインがかっこよかった。あれを着て来季も活躍してほしい
と笑顔で話した。
アイシティ21では、今季の山雅の戦いぶりを振り返る写真展
「山雅ミュージアム2018」が開かれている。十九日まで。
(松本貴明)
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