TBS NEWS2018/12/10
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「風疹」39歳~56歳男性を対象 ワクチン接種3年間原則無料に
風疹に新たな対策案です。
産経ニュース 12月12日
風疹予防接種の対象拡大へ
39~56歳男性が3年無料に
風疹(ふうしん)の流行を防ぐため、厚生労働省は11日、抗体を持つ割合が低く
感染しやすい39~56歳男性を公的な予防接種の対象とする新たな対策案を公表した。
平成31年~33年度末までの約3年間、抗体検査を含めた費用を原則無料とする方針。
風疹の定期接種は現在、男女ともに幼児期に計2回実施。
だが国は当初、女性だけをワクチン接種の対象としており、
昭和37年4月2日~同54年4月1日に生まれた39~56歳男性は
定期接種の機会がなかった。
抗体保有率は79・8%と他の世代より低く、今年の風疹患者の中心になっている。
厚労省はこの年齢層への予防接種を公的な定期接種に位置づけ、まずは
抗体検査を受けてもらい、免疫が十分でないと判明した人にワクチンを接種する方針。
費用はいずれも原則無料とし、企業の定期健診などに合わせて検査が実施できるよう
体制の整備も進める。
風疹は妊娠初期の女性が感染すると、生まれてくる赤ちゃんに心臓病や難聴、
白内障などの障害が出る恐れがある。ただ、妊婦はワクチンを接種できない。
国立感染症研究所によると、今年の全国の風疹患者数は2454人(今月2日現在)で、
前回の大流行が始まった平成24年を上回った。
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