群馬県 走る楽しさ手話で 高崎でデフ陸上教室

上毛新聞  2018/12/09


走る楽しさ手話で 高崎でデフ陸上教室 

札場さんと設楽さん指導 

元気よく走る子どもたちと、指導する札場さん(左) 


 聴覚障害のある子どもたちに陸上を楽しんでもらおうと、群馬県の

公益財団法人山田昇記念財団は8日、高崎新町中で、「デフ陸上教室」を開いた。


 ヤマダ電機陸上競技部に所属し、両親が聴覚障害者の札場大輝ふだば ひろきさん(25)

が手話で指導し、県内外から集まった聴覚障害の子ども15人が伸び伸びと汗を流した。


  聴覚障害者のオリンピック、デフリンピックの陸上で昨年、金メダルを

獲得した設楽明寿さん(24)=高崎市出身=も、ゲスト講師に招かれて指導した。


 札場さんはじゃんけんや相撲を取り入れた練習を交え、楽しく交流した。

専門とするハードル走を披露すると、子どもたちから歓声が上がった。




0コメント

  • 1000 / 1000