ガザの子供に希望のボール

産経ニュース  2018.11.28


ガザの子供に希望のボール 

湘南ベルマーレが寄贈

 27日、パレスチナ自治区ガザで開かれた「希望のボール」プロジェクトの式典で、寄贈されたユニホームを身に着け、記念撮影する子供ら(共同)


 サッカーJ1の湘南ベルマーレは27日、サポーターの寄付で購入したり

集めたりしたボールやユニホームなどを、パレスチナ自治区ガザの子供に寄贈した。


 災害や紛争の被害を受けた国と地域の子供らを支援する

「希望のボール」プロジェクトの一環。 


 27日にガザ南部ラファで開かれたイベントでは、特別支援学校に通う

聴覚障害を抱えた少年のチームの子供が、ユニフォームなどを早速身に着け、

目を輝かせながらボールを追った。


27日、パレスチナ自治区ガザで開かれた「希望のボール」プロジェクトの式典で、手話であいさつするガザの男性(共同)


  イベントは湘南ベルマーレと非政府組織(NGO)の

ピースウインズ・ジャパン(東京)が共催。

「日本はガザのことを忘れていないというメッセージを伝えることが目的」

としている。


 参加したムーサ・デヘル君(11)は

「こんなに立派なユニホームを着たのは初めて。サッカーを一生懸命練習して、

もっとうまくなりたい」と笑顔を浮かべた。  


 プロジェクトはこれまでイラクや東ティモール、

西アフリカのシエラレオネやリベリアなどで実施された。

(共同)




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