愛知・岡崎 落ち葉でスキー

毎日新聞  2018年11月21日


落ち葉でスキー うまく滑れたよ


 愛知県岡崎市恵田町の市立恵田小(牧野守校長、児童52人)で20日、

1957年から続く「落ち葉スキー場」の開場式が行われ、

児童たちが初滑りを楽しんだ。

開場した「落ち葉スキー場」で模範演技を披露する児童
=愛知県岡崎市恵田町で2018年11月20日、亀井和真撮影


 山腹の斜面を利用した「落ち葉スキー」は同校の伝統行事で、今年で61回目。

長さ27~33メートルの3コースがあり、保護者らが

近隣のゴルフ場などから松葉を集めて整備している。


  開場式では、3~6年生の児童代表が模範演技を披露。

5年生の南紗織さん(11)は「みんなの声援もあって楽しかった」と話していた。


 この日は同校と交流のある県立岡崎聾(ろう)学校の児童14人も参加した。


【亀井和真】






YOMIURI ONLINE  2018年11月21日


落ち葉のゲレンデ初滑り…岡崎


 岡崎市の市立恵田小学校で20日、ゲレンデに落ち葉を敷き詰めた

落ち葉スキー場の開場式が行われ、木漏れ日の中、児童らが風を切って初滑りを楽しんだ。

声援を受け、見事な滑りを披露する児童


  冬場の体力作りにと、1957年から長年にわたって取り組んでいる同校の伝統行事。

校庭の脇につくられた初級、中級、上級の各コースに、近くのゴルフ場で

集めておいてくれた軽トラック6台分の松の落ち葉を

父母らが敷き詰め、ゲレンデを作った。


 開場式では、テープカットに続いて3~6年生の代表児童4人が模範滑降を披露した。

見事に滑りきると、見守った児童らから歓声がわいた。


 38年前から交流を続けている県立岡崎聾学校の児童らも招かれ、

スキーを体験した。


 恵田小では、来年2月まで体育の時間にスキー授業を行う。

シーズンの終わりには記録会を開き、コースごとに設定したタイムをクリアすると

7級から5段までの段・級が認定される。


  9か月のブランクを感じさせない見事なフォームを披露した4年生の児童は

「最初はちょっと怖かったけど、風を感じて楽しかった。この冬は

(上級コースの)ハヤブサで初段を取りたい」と笑顔をみせた。




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