姫路市 全国聾学校陸上が開幕

神戸新聞NEXT  2018/10/13


全国聾学校陸上が開幕 

男子1部やり投げ恒岡選手V

白熱したレースが展開された男子1部100メートル決勝=姫路市中地


 全国各地から聴覚障害のある高等部の生徒が出場する

「全国聾学校陸上競技大会」の第1日が13日、

兵庫県姫路市中地のウインク陸上競技場で行われた。


 兵庫勢では、男子1部やり投げに出場した県立姫路聴覚特別支援学校高等部3年の

恒岡輝選手(18)=加東市=が頂点に立った。 


 全国聾学校体育連盟の主催で55回目。全国43校、選手229人がエントリーしている。  

この日は、男子10種目と女子8種目で決勝があり、男子1部やり投げでは、

恒岡選手が1投目に54メートル84をマーク。

 

 そのまま2位と13センチ差で逃げ切り、2年ぶりに全国制覇を果たした。

「1投目できちんと投げられたのが大きかった。目標にしていた優勝ができて、

しかも地元開催なので最高にうれしい」と笑顔だった。


  14日の最終日は、午前9時20分から競技がスタートする。

(河尻 悟)



0コメント

  • 1000 / 1000