bouncy 6/21
夜の街でボーダレスなコミュニケーションを体験!?
手話キャバクラとは?
東京上野にある「手話ラウンジ きみのて」。
店内に入ると、パッと見は、華やかなドレスを着た女性と男性たちが会話するキャバクラ。
でも、不思議なことがひとつ。普通のキャバクラにくらべ、店内がしーんと静か……。
会話している声が聞こえないのだ。
実はこのお店、手話でのコミュニケーションをコンセプトにした日本で最初のキャバクラ。
接客するのは、耳が聞こえないろう者の女性や、難聴の女性。
そして、手話ができる健聴者の女性たち。
手話キャバクラで働く女性たち
彼女たちは、耳が聞こえないお客には手話で会話し
健聴者のお客には、かんたんな手話や筆談で会話している。
キャストのひとり、りょうさんは生まれた時から耳がほとんど聴こえない。
ーーなぜ、このお店で働こうと思ったのですか?
りょう:もともと、お客さんを笑わせるのが好きだったのと
色々な人と出会って、話をしてみたいと思ったからです。
ーー普段、お客さんとはどんな話をするんですか?
りょう:映画の話や恋愛の話とかもしますし、耳が聞こえない人の性生活の話とかもします。
耳が聞こえないことを聞いたらダメと、思わないで欲しいです。
それに対し、キャストのひとみさんは手話も口話も話せる健聴者。
もともと両親が、耳が聴こえないので手話を覚えたという。
ーーこのお店で働いてみて、いかがですか?
ひとみ:自分の中では、ろうのお客さんと接することで両親の気持ちがわかったり
発見があります。逆に、両親が健聴者というろう者のお客さんもいて
自分とは逆なので、お互い気持ちがわかったり。
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