【超かんたん!図解で認知症予防】
認知症リスクに大きな影響『難聴』
「めんどうくさい」が生む悪循環
今年3月、アルツハイマー病予防の世界的な委員会から認知症リスク要因9つのうち、
最も大きな影響を与えるのが「難聴」であるという研究成果が発表されました。
認知症の「9大リスク」とは
(1)難聴(2)低教育(3)高血圧(4)肥満(5)喫煙
(6)うつ(7)運動不足(8)社会的孤立(9)糖尿病です。
そして、中年期(45歳)以降の難聴を回復させることによって、
認知症の発症や進行を遅らせる可能性が初めて示唆されたのです。
今後は、難聴と脳神経分野が連携した、さらなる研究の進展が期待されます。
(1)難聴から始まる「めんどくさい病」
聴力の低下が「聞き返すのが面倒→人の話を聞かない→聴覚刺激の減少→会話の減少→社会性
の低下→うつ症状」の悪循環を生み、認知症を進行させる。
(1)難聴から始まる「めんどくさい病」
(2)補聴器や集音器で対策バッチリ!
近年は補聴器や集音器の重要性が認識されるようになり、首掛け、耳掛けなどさまざまなタ
イプのものが発売されている。
(2)補聴器や集音器で対策バッチリ!
2018.5.14 ©2018 The Sankei Shimbun & SANKEI DIGITAL
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