室蘭聾学校寄宿舎の児童、生徒と室蘭東翔高校生徒会(砂金亜実会長)は18日、この1年間収集活動に取り組んできたリングプル36・5キロを、室蘭市ボランティア連絡会(小林与志美会長)に贈った。
同寄宿舎の子どもたちは、リングプル回収に協力を呼び掛けている室工大明徳寮や生協、商店などを月に1、2回巡り、リングプルの収集活動に励んでおり、同連絡会への寄贈は9回目。2017年(平成29年)からは東翔高校生徒会と連携して取り組んでおり、広く協力を呼び掛けるポスター作製や交流にも取り組んでいる。
寄宿舎を訪れた小林会長らに、聾学校小学部5年の佐藤葵さんら寄宿舎生が1年間かけて集めたリングプルを贈り、生徒会メンバーとともに活動内容を報告。小林会長は「先輩の活動を9年も続けてきたのはすごいこと。みなさんが地域に出て交流することも素晴らしい」と感謝。リングプル回収により車いすに交換でき、地域に役立つだけでなく、アルミニウムの再利用が地球温暖化防止につながることも伝えていた。
(粟島暁浩)
【写真=リングプルを集めた室蘭聾学校寄宿舎の子どもたちと東翔高校生徒会メンバー】
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