07月23日

高齢者の難聴、外出制限や物忘れと関連、筑波大学など分析 | 大学ジャーナルオンライン

 高齢者の難聴が外出活動制限や心理的苦痛、物忘れと関連を持つことが、筑波大学、筑波技術大学の共同研究で分かった。2016年の国民生活基礎調査の回答データを分析した結果、明らかになったもので、共同研究チームは因果関係の検証を進める必要があるとしている。 共同研究チームは厚生労働省が実施した2016年国民生活基礎調査から自宅で生活する65歳以上の高齢者(認知症で通院中を除く)13万7,723人を対象に回答内容を分析した。分析対象者の平均年齢は74.5歳。 それによると、「耳が聞こえにくい」と回答したのは調査対象となった高齢者の9.0%に当たる1万2,389人。外出活動制限が28.9%、心理的苦痛が39.7%、物忘れが37.7%にあった。「耳が聞こえにくい」と答えなかった人は外出活動制限9.5%、心理的苦痛19.3%、物忘れ5.2%にとどまり、難聴とこれら3つに深い関連があることをうかがわせた。 難聴とこれら3つの因果関係は明らかになっていないが、共同研究チームは難聴が健康寿命にかかわるさまざまな症状に影響を与えている可能性があるとみて、早期に適切な治療を受ける必要があるとしている。 難聴は日本だけでなく、世界で増えており、家族や友人とのコミュニケーションが困難になるほか、認知症のリスク因子となるなど、健康寿命に影響を与えていると指摘されている。研究成果は日本老年医学会の公式英文誌に掲載された。 参考:【筑波大学】高齢者における難聴は外出活動制限・心理的苦痛・もの忘れと関連する ~平成28年「国民生活基礎調査」の分析~

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8月の上映プログラムが決まりました! | CINEMA Chupki TABATA

8月の上映プログラムが決まりました! テーマは【天地万有の命】   宇宙のはじまり、海の調べ 見えないものを追い求めて・・・ 天と地をつなぐ花火のようなラインナップが夏を飾ります! ◾️8月の作品詳細・ご予約はコチラ◾️ <8月のプログラム> ※水曜定休、ただし8月14日(水)は上映します! ●前半:8月1日(木)〜16(金) 10:30〜12:01   『人生フルーツ』(91分) 12:30〜13:22 『居酒屋ばぁば』(52分) 14:00〜15:51 『海獣の子供』(111分) 16:30〜18:39   『この世界の片隅に』(129分) ●後半:8月17日(土)〜31(土) 10:30〜12:00 『祈り 〜サムシンググレートとの対話』(90分) 12:20〜14:12 『太陽の塔』(112分) 14:30〜15:55 『トゥレップ 「海獣の子供」を探して』(85分) 16:30〜18:21 『海獣の子供』(111分) ★舞台挨拶★ 8/17、『祈り 〜サムシンググレートとの対話』上映後、白鳥 哲監督の舞台挨拶があります! ・・・・・・・・・・ 8月のラインナップは、万有・生命の誕生・根源・繋がりを見つめる壮大な世界をお届けします。 1ヶ月お届けするのは『海獣の子供』。自然世界への畏敬を下地に14歳の少女琉花と"ジュゴンに育てられた二人の兄弟"との出逢いを、圧倒的な映像と神秘的なストーリー展開によって描く物語。そして久石讓の音楽、そして米津玄師の主題歌が観る者をスクリーンの中へと呑み込んでいく。 また、この作品と相乗効果でより深く楽しむために一緒に観て頂きたいのが、ドキュメンタリーと物語を交えた『トゥレップ「海獣の子供」を探して』。 この2つの作品を軸に、近年、国内外で科学的な検証が進められている「祈り」について解明するドキュメンタリー『祈り〜サムシンググレートとの対話』、そして人類の進歩・科学の発展に異を唱え、命の原点と表現に追求し続けた芸術家、岡本太郎のドキュメンタリー『太陽の塔』をお届けします。 そして『この世界の片隅に』を再上映。8月の恒例となりました。やはり何度でもお伝えしていきたい作品です。

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