ケータイ Watch
2019年6月4日
Googleは、話した内容をそのままテキストに書き起こしてくれる機能「音声文字変換」の正式版をAndroid向けに提供開始した。今回より、コピー&ペーストができるようになった。
「音声文字変換(Live Transcribe)」は、Googleの音声認識技術を活用し、リアルタイムでテキストに変換することができる。日本語を含む70以上の言語に対応する。聴覚障害者を支援するユーザー補助アプリとして、ベータ版が2月から提供されていた。
同アプリでは直近3日間の履歴が端末内に保存され、安全に直近の会話を確認できる。また、「犬が吠えた」「誰かがドアをノックした」といった会話外の音声イベントも視覚化される。
マイナビニュース
2019/06/04
Google音声文字変換アプリ、
テキストの保存・コピー・ペースト可能に
Googleは3日、2019年2月にベータ版をリリースした聴覚障害者向けの音声文字変換アプリ「Live Transcribe」を正式提供した。Live Transcribeは、スマートフォンのマイクから拾った音声をそのままテキスト変換する、音声文字変換アプリ。話し言葉をほぼリアルタイムでテキスト化でき、70を超える言語・方言に対応している。
音声文字変換(Live Transcribe)アプリ正式版。記録されたテキストを長押しするとポップアップメニューが表示され、ここでテキストがコピーできる
正式リリースにともなう機能追加として、記録したテキストの保存(最大3日間)、そしてテキスト長押しで出現するメニューから、文字の選択、コピー、貼り付けが可能になった。これより本来の目的である聴覚障害者だけでなく、たとえば講義を聴講する学生や、会議に出席する会社員など、幅広い層・用途で使いやすくなっている。また、同メニューから、選択したテキストを翻訳する機能も搭載された。
このほか、犬の鳴き声やドアのノック音などの環境音を認識し、アプリ上に視覚化して表示する機能も搭載された。
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