カラパイア
2019年03月31日
image credit:Instagram
クリスティーナ・ブライさんとフォレスト・ブライさん夫妻のお宅に生後8か月の犬がアイダホの保護施設からやってきた。オパールという名のその犬は、盲目で聴覚障害を抱えているがこちらのお宅で愛情いっぱい育てられている。
先日オパールが家の前にある玄関付近でくつろいでいたところをクリスティーナさんが撮影した。すると、目も見えない耳も聞こえないはずのオパールがフォレストさんの帰宅を察知し始めたのだ。
保護施設から引き取った愛犬のオパール
施設から引き取り、今や一家の愛犬となったオパールは盲目で聴覚障害があった。ほかの人からしたら「問題をいくつも抱えているのに飼うの?」と言われるかもしれない。けれどもクリスティーナさん夫妻にとっては何ら問題はないという。
Instagramに掲載されている写真からもオパールの表情の豊かさ、愛情深さはたっぷり伝わってくる。耳は聞こえないかもしれない、目も見えないかもしれない、けれども一家にとってオパールはなくてはならない存在なのだ。
飼い主の帰宅をいち早く察知し出迎えるオパール
そんなオパールが玄関付近にいるところをクリスティーナさんが撮影した。
すると、オパールはフォレストさんが帰宅するのを待ち、到着するとわずかに顎をあげ帰宅を待ちわびている姿を目撃することとなったのだ。
目が見えず耳も聞こえないオパールは、おそらくその優れた嗅覚や車が動く振動などを感知して大好きなフォレストさんのお出迎えをしたのだろう。
見えなくても聞こえなくても、大好きな人の気配はすぐにわかる
フォレストさんの帰宅が明らかになると尻尾をぶんぶんと振り、全身で喜びと愛情を示すオパール。そんなオパールからの出迎えにフォレストさんも嬉しそうだ。
オパールには確信があるのだろう。フォレストさんが帰ってくると、すぐさま飛びついてキスと抱っこの準備を始めるんだそうだ。
「オパールはいつも玄関前の庭で夫を待っているんです。車の匂いで分かるんでしょうか。よそのお宅の車には反応しないんです。けれど、夫の車が帰ってくると大はしゃぎで走り回るんですよ。」とクリスティーナ夫人は語る。
愛するべきものがあるって素晴らしい
何もかもがそろってないと不安になりがちな私たちだけど、愛する人がいる。ただそれだけで毎日が特別で幸せなのかもしれない、と思い出させてもらえた。
オパールにとって毎日はきっと素晴らしいものなのだ。待っていれば帰ってくる飼い主がいて、その様子を見守っていてくれる優しいクリスティーヌさんもいる。
そこには素敵な匂いや素敵な振動がたくさんあるのだ。
オパールのお宅では最近同居犬も増えたようだ。今後ますます賑やかになっていくであろう一家の様子はこちらから確認できるよ。
References: Instagram/Facebook/など / written by kokarimushi / edited by parumo
0コメント