上毛新聞
2019/03/29
外国語翻訳機の導入を提案した群馬銀行の若手社員
誰もが利用しやすい銀行窓口を目指して群馬銀行(前橋市元総社町、斎藤一雄頭取)は新年度、多言語対応の翻訳機や、タブレット端末を使った手話通訳システムなどを導入する。障害者や高齢者、外国人の利用が増える中、多様化する顧客ニーズに配慮。同行は「社会的な要請に応えるべく、対応力を強化していきたい」としている。
外国人対応として4月に、伊勢崎、太田、大泉の3支店で、ソフトウエア会社、ソースネクスト(東京都)の小型翻訳機「ポケトーク」を導入する。ポケトークは聞き取った言葉をネット経由で人工知能(AI)が翻訳する。74言語に対応し、口座開設や住所・氏名の変更など比較的簡単な手続きの際に補助ツールとして役立てる。
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