Ledge.ai | AI:人工知能特化型メディア
2019 03 27
2018年、AIの巨人達の※アクセシビリティへの投資が大きく進んだ。
※アクセシビリティ……年齢や身体障害の有無に関係なく、誰でも必要とする情報に簡単にたどり着け、利用できること。
Googleの開発者会議「Google I/O」で、CEOのサンダー・ピチャイ氏がアクセシビリティについて言及。目の不自由な人に周囲の状況を音声で説明するアプリ「Lookout」を発表したのを皮切りに、Microsoftも助成金プログラム「AI for Accessibility」へ5年間で2500万ドル(約27億円)の投資を発表している。
これまで技術的に困難だった障害者への支援が、AI技術の発展によって可能になり、すべての人が公平にアクセスできるデバイスやサービスが求められている。
日本でもその潮流は生まれ始めている。2018年9月、AIを始めとした最新技術を活用し、障害者や高齢者が快適な生活を送れるようにするためのコミュニティ「Accessibility Developer Community」が発足した。
どんな活動を行っているのか、Accessibility Developer Communityを主催する日本技術支援協会の理事であり事務局長も務める田代 洋章氏、技術情報の提供やトレーニングなど、幅広くコミュニティ支援を行うMicrosoftの技術統括室 プリンシパルアドバイザー、アクセシビリティ・エイジングソサエティ担当の大島 友子氏に話を聞いた。
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