「強制不妊、過ち認めて」 聴覚障害者夫婦、集会で思い語る 尼崎 /兵庫

毎日新聞
2019年3月25日


 「優生思想・強制不妊手術を許さない尼崎集会」が24日、

尼崎市潮江1の小田公民館で開かれた。

手話で、強制不妊手術を受けた経緯やその後の人生を語る高尾辰夫さん(右)=兵庫県尼崎市潮江1の小田公民館で、生野由佳撮影


 旧優生保護法(1948~96年)の下で不妊手術を強いられたとして、

国家賠償を求め神戸地裁に提訴した聴覚障害者の夫婦が登壇し、

夫は

「子どもを産む、産まない判断を国が決めるのは腹立たしい。法律が間違っていたと認めて謝罪してほしい」と訴えた。妻は「この問題を社会全体で考えてほしい」

と呼びかけた。

【生野由佳】


 集会は、旧優生保護法など障害者への差別問題を

考える催しとして尼崎市内の障害者団体やその支援者らでつ…・・・






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