岡山県 浅口市　手話言語条例案を採択　里庄町も８日に

朝日新聞デジタル
2019年3月15日

手話を言語と認め、啓発と普及を目指す
「手話言語条例」を１４日、浅口市が可決した。

手話言語条例可決後、市役所前で栗山康彦市長（中央）と一緒に記念撮影をする関係者たち＝２０１９年３月１４日午前１０時４１分、浅口市鴨方町六条院中、中村通子撮影

　８日には隣の里庄町も可決。町村では中国地方で初めて。

これで県内で手話言語条例は８市町になった。

　浅口市と里庄町の当事者団体「浅口聴覚障害者協会」

など関係者は「新しい時代の到来」と喜んだ。

　浅口市議会３月定例会の最終日、最初の議題が

「手話言語条例制定案」の討議・採決だった。

　傍聴席には地元の当事者ら関係者が

入りきれないほど詰めかけ、議事進行を見守った。 

「可決」。

手話通訳者が伝えると、一斉に手のひらを振り、

ろう者の拍手を送った。 

　議会閉会後、栗山康彦市長は「…・・・

浅口市議会の本会議で手話言語条例が可決され、傍聴席に詰めかけた関係者たちは手を振り喜んだ＝２０１９年３月１４日午前１０時４１分、浅口市鴨方町六条院中、中村通子撮影