共同通信社
2019/3/14
意味持たない言葉を除去
AIを使い音声を字幕で表示する技術のデモ画面(東芝提供)
東芝は14日、人工知能(AI)を使い、
会議や講演の音声を瞬時に読みやすい文章に変えて、
字幕で表示する技術を開発したと発表した。
発言者の「えー」「あのー」といった合間に挟み込む
意味を持たない言葉を除去や区別することで、
簡潔な文章に変換する。
聴覚障害者が情報を理解しやすくするのが狙い。
現在、AIを使った音声認識による自動の書き起こしが普及している。
しかし、話者の言葉をそのまま文字にするため、
視覚から情報を得る聴覚障害者にとっては、
理解しづらかった。
東芝のAI技術は、言いよどみなどを認識するほか、
次に来る単語を予測することで、不要な単語を省けるという。
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