手話にふれよう 巽小 通訳士が出前授業

ニュース和歌山
2019年3月2日



 海南市の手話通訳士、堀江浩子さんによる出前授業が2月8日、

同市重根の巽小学校で行われ、4年生59人が体験した。


  「これはどの子の名前の漢字かな?」。

人差し指、中指、薬指を両手で交差させた堀江さんの手に注目し、

子どもたちは「田」と当てると大喜び。


 ほかにも農機具のくわで掘る動作をすると、田舎の風景を連想し

、漢字の「村」と当てた。


「野球を手話で表すと?」との質問には、バットを振ったり

ボールを投げたりする動作をし、楽しみながら学んだ。 


 平岡凛來(りく)くんは

「最初は難しそうと思ったけど、漢字の形から覚えられるのもあって覚えやすかった」、


岡山蓮実さんは

「手話は前に本で見たことがあり、その時に下の名前の手話を覚えた。きょう、名字も覚えられてうれしい」。


堀江さんは

「まずは自分たちの名前から体験し、手話に興味を持つ入り口にしてほしい」

と話していた。


 写真=堀江さん(右)から楽しく教わった




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