読売新聞オンライン
2019.2.27
県議会2月定例会が26日、開会し、総額約8259億円の
新年度一般会計当初予算案などの計69議案などが提案された。
古田肇知事は議案の説明に先立ち、家畜伝染病の豚とんコレラ問題について
「感染は拡大し、事態は深刻化している」とした上で、
野生イノシシへの経口ワクチン投与が決定したことにも触れ、
「できることは全てやるとの基本姿勢で全力を尽くす」
と述べた。
会期は3月22日までの25日間で、一般質問は同13~15日に行われる。
本会議中継に手話通訳導入
県議会は、聴覚に障害がある人にも本会議の審議状況を
より分かってもらうためにテレビ中継や
インターネット中継・録画などに手話通訳を導入した。
この日は、県聴覚障害者協会に登録している2人の
手話通訳士が交代で古田知事の基本方針などを訳した。
一般質問と閉会日も手話通訳した映像を見ることができる。
同協会の水野義弘会長は
「本会議の議論が手話でも分かることで、県政がより身近になる。手話の普及にもつながれば」
と話した。
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