一般会計、市債増など要因 3月定例議会、25日開会
石垣市は19日までに、25日開会予定の3月定例市議会に議案30件を上程することを決め、
市民会館中ホールで議員に概要を説明した。
一般会計予算の推移
2019年度一般会計予算案は、前年度比17・7%(46億9422万円)増の
312億4169万円で過去最高額。
乳業施設高度化整備事業や中学生までの児童生徒へのインフルエンザワクチン接種補助
などを新規で盛り込んでいる。
増額の主な要因は堅調に伸びている市税のほか国庫支出金、県支出金、
市債の増額。市債は52億2615万円で、新庁舎建設工事に伴う緊急防災減災費、
新川市営住宅建て替え工事費となっている。
主な新規・重点事業のうち乳業施設高度化整備事業は、老朽化した乳業施設を再編し、
衛生管理の高度化に対応できる生乳加工施設を建設するもの。
2019年度一般会計予算編成の特色について説明する中山義隆市長(中央)ら=19日午前、市民会館中ホール
ほかには
▽現市役所調査跡地利用の基本計画策定
▽婚姻届を提出した夫妻に支給する結婚新生活支援
▽西海区水産研究所活用事業
▽ふるさと納税を活用した犬猫の避妊去勢補助
▽市営新川住宅建て替え工事の実施設計・工事
▽平久保半島エコロード
▽新石垣空港国際線旅客施設強化事業
▽10月1日の消費税増税に伴う経済対策プレミアム付商品券事業▽高規格救急車、
消防救助艇・水難車両の購入
▽石垣小学校校舎建て替えに伴う実施設計ーなどの事業がある。
条例関連のうち放課後児童クラブ条例は石垣小学校内に
放課後児童クラブを設置するためのもの。
設置目的、対象児童、入所の承諾、利用料、利用料の減免、
運営委託などを規定する内容となっている。
手話言語条例は、市民への手話言語の普及・理解を促進し、
すべての市民が地域で安心して生活を送れるまちづくりを目的とする。
市民や各機関の役割を規定している。
提出予定議案は補正予算8件、新年度予算8件、新規条例4件、
条例の全部・一部改正6件、その他2件、報告2件。
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