北日本新聞ウェブ[webun] 2019年02月09日
富山県西部
手話コーラスを練習する生徒=福岡高校
福岡高校(高岡市福岡町上蓑、松井文恵校長)の生徒会などは9日、
同校で手話講習会を開いた。
3月14日に高岡聴覚総合支援学校で演奏会を開き、
手話による曲や楽器紹介、コーラスを披露するためで、
1、2年生約30人が手話の基本を学んだ。
手話の基本を学ぶ生徒
福岡高校は毎年、高岡聴覚総合支援学校で「にこにこ演奏会」を開催。
生徒会と吹奏楽部、ボランティア委員会のメンバーらが参加し、
児童生徒と交流を深めている。
当日は吹奏楽部の演奏に合わせて歌や踊りを披露する。
「世界に一つだけの花」を手話を交えて歌うほか、各楽器を手話で紹介。
児童生徒に楽器にも触れてもらう。
この日の講習会では、地元の手話サークルのメンバー5人から
手や指の基本的な動かし方を教わった。
生徒に手話を教える手話サークルのメンバー(右)
当日の台本を見ながら担当する場面を繰り返し練習。
手の動きを確認しながら、手話コーラスにも取り組んだ。
3月3、9日も練習し、本番に臨む。
ボランティア委員会の委員長、畠山美丹香(みにか)さん(2年)は
「手話はニュアンスの違いで動きが異なって難しい。
当日は見ている人に音楽の楽しさを伝えたい」
と意気込んでいる。
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