「Unicode Emoji 12.0」決定──ダイバーシティ配慮やスク水、あくびする顔など

ITmedia NEWS  2019年02月06日


 Unicodeの開発を調整する非営利団体Unicode Consortiumは2月5日、

2019年中に各種サービスで利用できるようになる

新しい絵文字セット「Emoji 12.0」が確定したと発表した。


 メーカーなどへのリリースは3月で、iOSやAndroidなどで

使えるようになるのは9月か10月になる見込みだ。


  新たに59の絵文字が追加された。肌の色や性別のバリエーションを

カウントすれば230点になる。


 人種や性別に配慮するため、例えばカップルの絵文字は男性同士、

肌の色が違う人同士など、多様な組み合わせが用意される。

ダイバーシティに配慮したバリエーション


 様々な障害を持つ人に関連する絵文字も追加される。

例えば、白い杖をつく人や盲導犬、

補聴器を付けた耳などだ。

障害関連絵文字 


 この他、顔では「あくびしている顔」が、

ジェスチャーとしては「聴覚障害」を表す動作
(「ちっちっち」に見えるが)、


 動物ではオランウータン、ナマケモノ、カワウソ、スカンク、フラミンゴが、

食べ物ではニンニク、タマネギ、ワッフル、バターなどが、

衣服ではサリーやワンピース式の水着(いわゆるスク水のような水着)

などが追加される。

 すべての絵文字はこちらのリストで確認できる。





林檎系  2019.02.06


Unicode Consortium「Unicode Emoji 12.0」を発表、

2019年は絵文字230種が追加へ


 Unicodeの開発を調整する非営利団体のUnicode Consortiumが「Unicode Emoji 12.0」

に追加する絵文字を正式に発表した。 


 「Unicode Emoji 12.0」には、車椅子に座る人や盲導犬、介助犬、

視覚障害者などの、障害者を表す絵文字や、性別・肌の色のバリエーション、

その他新しい絵文字など、合計230種類追加される。


  Unicode Consortiumが策定したことにより、Appleは今後新しい絵文字を

サポートすると予想される。


 Appleは2018年に発表された絵文字は、「iOS 12.1」をリリースするまで

追加しなかったことから、2019年も「iOS 13」がリリースされた後に

サポートするとみられている。





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