PR TIMES 2019年1月28日
公共交通機関での「comuoon®」活用が広がる
ユニバーサル・サウンドデザイン株式会社
(本社:東京都港区 代表取締役:中石 真一路 、以下『ユニバーサル・サウンドデザイン』)は、
当社が展開する対話型支援機器「comuoon®」が、成田国際空港のご案内カウンターに
設置されましたことをお知らせいたします。
JR西日本「博多駅」「小倉駅」設置に引き続き、公共機関における
「comuoon®」活用が広がり始めています。
成田国際空港は“日本の表玄関”として、国内から海外まで幅広い方が利用する中、
老若男女、障害を抱える方、高齢の方など全ての方が安全に円滑に利用できる空港を目指し、
「世界トップレベル」水準の「成田空港ユニバーサルデザイン基本計画」を推進しています。
この度、双方の想いが共鳴し、成田国際空港のユニバーサルデザイン環境整備の一環として、
“聞こえづらい”悩みをもつ方の、“聞こえやすさ”改善と相互コミュニケーションが叶う
対話支援型機器「comuoon®」の設置に至りました。
「comuoon®」は空港内の「ご案内カウンター」の一部に設置されており、
“聞こえない”ことでの不安を解消する一助を担います。
ユニバーサル・サウンドデザインは、新たな時代の幕開けとともに、
“聞こえやすい”社会の実現に向けて、さらなる「comuoon®」活用の幅を広げていくとともに、
誰もが安全に快適に過ごせる社会づくりを目指してまいります。
「comuoon®」について
「comuoon®」は、聴こえが気になる方に対して、話者側から歩み寄るというコミュニケーション支援の新しい形を実現した、卓上型会話支援システムです。補聴器のように従来の”聴き手”側のみの問題に焦点を当てるのではなく、”話し手”の声を聞きやすい音質に変換しコミュニケーションを支援します。 2016年度と2017年度グッドデザイン賞を受賞。「グッドデザイン・ベスト100」にも選出されました。 「comuoon®」の活用による「聴こえのユニバーサルデザイン」は、医療機関や療育機関、金融機関を中心に4,200ヶ所以上施設で導入され、販売累計台数は8,100台を突破。(2018年5月時点)。さらに米国脳科学関連学会「14th Annual World Congress of Brain Mapping and Therapeutics」および、「第118回日本耳鼻咽喉科学会通常総会・学術講演会」において、脳科学的視点から難聴者に対する語音弁別の有用性を発表し、音の大きさではなく「明瞭度」が難聴者のコミュニケーションにおいて必要であることを証明しました。「comuoon®」は難聴者への生活支援ツールならびに、聴覚リハビリツールとして活用することが可能です。
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