聴覚障害者の子、悩み共有 「不良」の偏見が父母苦しめ

毎日新聞  2019年1月28日


「私たちって『不良な子孫』なの?」――。

 旧優生保護法(1948~96年)がある時代に生まれ、

親が聴覚障害を持つ人たちが、複雑な思いを胸に

同法に向き合おうとしている。


「不良な子孫を残さない」という優生思想に基づき

親が不妊手術を受けていれば、自分たちは生まれなかった。


 同時に、障害者が子を持つことのきれい事でない

大変さも知っている。

勉強会について話し合うJー-CODAの(左から)中津さん、村下さん、安東さん
=東京都文京区で、藤沢美由紀撮影


 同法や時代背景について学ぼうと、2月16日に東京都内で勉強会を開く。  

呼び掛けているのは

「聞こえない親をもつ聞こえる子どもの会」

(J―CODA)。CODA(コーダ)は「…




0コメント

  • 1000 / 1000