grape [グレイプ] 2018-12-31
※写真はイメージ
私たち人間を肉体的・精神的にサポートしてくれる介助犬。
介助犬は主人が必要な時にいつでも助けられるように、特別な訓練を積んでいます。
そんな介助犬のハンドラー(調教師)であるメーガンさんという女性が
Facebookに投稿した、ある動画が物議をかもしています。
この日、アメリカにあるショッピングセンターで、介助犬とハンドラーの
人たちが交流する機会があったのだそう。
するとメーガンさんに見知らぬ女性が近付いてきて「犬をなでてもいい?」
と聞いてきたのです。
『犬』というのは介助犬のこと。
メーガンさんはその女性に「No(だめ)」と返答します。
普通ならここで会話は終了するでしょう。
しかしその女性は一度その場を離れた後、再び戻ってきて、
メーガンさんたちに向かって激しく抗議してきたのです。
女性: 「私への断り方がすごく失礼だった!まずあなたたちは『なでないで』というサインを
犬につけるべきよ!」
メーガンさん: 「(介助犬に)4つもサインがついているじゃない!」
女性: 「断るなら『No(だめ)』じゃなくて、『ごめんなさい。犬は訓練中なので
だめなんです』っていうべきよ!もっと丁寧な断りかたができるでしょう!」
メーガンさん: 「どこかに行ってちょうだい。バイバイ」
女性: 「あなた、私の承諾なしに録画してるわね。弁護士に話すわよ」
メーガンさん: 「当たり前よ。録画は合法よ。警察を呼ぶわよ。
介助犬に嫌がらせをすることは違法だから」
この動画は投稿から約1週間で10万回以上シェアされ、女性に対する
非難の声が多く寄せられています。
可愛い犬を見かけたら、犬好きの人なら「なでたい」と思うことはあるでしょう。
しかし飼い主がダメといえばダメ、ということはシンプルなルールです。
しかも今回の場合はペットではなく介助犬です。
ハンドラーと一緒にいる時の介助犬は『仕事中』。
彼らは常にハンドラーに意識を集中し、助けが必要な時にサポートしなくてはなりません。
その介助犬をなでたりすれば、犬の仕事を邪魔することになるのは
容易に想像がつくはずです。
ですから介助犬には『Do not pet(なでないで)』というサインが
付けられていることがあります。
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