コールセンター向け電話リレーサービスのご紹介

NPO Information Gap Buster|コミュニケーションバリアフリー推進団体
2018年12月28日


 聴覚障害者自身がお客さんの場合で、用事があって利用している会社

(カード、保険、メーカーなど)と連絡を取りたいが、以下のようなケースで

困ったことはありませんか? 

  • カードを紛失した時や事故に遭い保険の手続きをしたい時などに、カード会社や保険会社などに急いで連絡をしたい時に、電話番号しかかかれていなくて困った。 
  • 利用会社に問い合わせする時に、メールやFAXでやりとりをするものの、スムーズにやりとりができず、ストレスを感じる。 
  • 家族や友達に代わりに利用会社に電話をかけてもらうが、本人でないと受け付けないと言われて断られた。 そのような場合、【コールセンター 向け電話リレーサービス】を利用することで、聴覚障害者自身がリアルタイムでスムーズに手続きをすることができます。


 コールセンター向け電話リレーサービスは、コールセンターを持つ企業・団体が

電話リレーサービス業者と個人情報取り扱い取り扱いなどの業務委託契約を交わし、

お客さまに対して手話通訳や文字通訳を介してやりとりができるようになるサービスで、

合理的配慮(*)の良い例です。


合理的配慮:

障害のある人が障害のない人と平等に人権を享受し行使できるよう、一人ひとりの特徴や場面に応じて発生する障害・困難さを取り除くための、個別の調整や変更のこと。日本では、障害者差別解消法や改正障害者雇用促進法において、事業者に対して合理的配慮の提供義務が課されています。


聴覚障害者の皆さまには是非とも積極的に活用していただきたく、

本ページにて紹介いたします。


世界各国で提供されている法律で制定された電話リレーサービスは、下記のように、電話リレーサービス事業者とかけ先とは何らの契約関係も存在しません。


 なお、聴覚障害を持つお客さまからの要望を受けて、企業が企業努力の一環として

電話リレーサービスを始めるケースが多いようです。

 今の日本では、法律で制定された電話リレーサービスは存在しないため、

企業が独自で設けるケース形になります。

 

※日本財団が試行サービスとして提供している電話リレーサービスは、法人を対象としておらず、企業は利用不可。



株式会社プラスヴォイス 


航空会社 

▼ANA専用代理電話サービス《文字チャット可》 

金融関係(銀行、保険、クレジットカードなど) 

▼三菱UFJ銀行手話通訳リレーサービス 

▼ジブラルタ生命手話・筆談サービス 

▼損保ジャバン日本興亜手話通訳センター 

▼損保ジャパン日本興亜ひまわり生命手話・筆談サービス 

▼三井住友海上手話通訳センター 

▼JCB手話デスク 

▼三井住友カード手話・筆談サービス 

▼三菱UFJニコス手話サービス(DCカード・MUFGカード·NICOSカード) 

▼Yahoo!JAPANカード手話通訳サービス 

▼楽天カード手話通訳サービス 

ホテル 

▼京王プラザホテル(新宿) 手話通訳センター《文字チャット可》 

家賃債務保証 

▼エルズサポート手話・筆談サービス 


など複数の企業と連携中

詳細については、プラスヴォイスに直接お問い合わせください。 

▼株式会社プラスヴォイス:お問い合わせ 



株式会社ShuR 


▼花王(株)手話専用ご相談窓口 

詳細については、ShuRに直接お問い合わせください。 

▼株式会社ShuR:お問い合わせ 



株式会社ミライロ 


▼大同生命保険株式会社 

など複数の企業と連携中 

詳細については、ミライロに直接お問い合わせください。 

▼株式会社ミライロ:お問い合わせ 

お客さまが来店時にタブレットなどを介して手話通訳・文字通訳を行う【遠隔通訳】についてはこちらを参照ください。




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