北陸中日新聞 2018年12月27日
県内の聴覚障害者から手話を学ぶ体験会が二十六日、白山市美川和波町の
放課後児童クラブ「美川児童ふれあいくらぶ」であり、美川小学校一~四年生二十人が
自己紹介やゲーム形式で楽しみながら理解を深めた。
聴覚に障害がある金沢市の青井佳奈子さんと能美市の新田照予さんが講師を務め、
それぞれ一年生と二~四年生に手話を教えた。
新田照予さん(左)に教わりながら手話で自己紹介する児童=白山市美川和波町で
新田さんから教わった児童は一人ずつ手話を使った自己紹介に挑戦。
指を折って手を組み合わせながら、文字や漢字を示した。
新田さんから手話で伝えられる色の物を見つけるゲームでは、「黒」と発表されると、
「ズボンに黒い線があった」「髪の毛だ」などと一生懸命探していた。
(冨田章午)
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