CNN 2018.12.18
facebook Jules Maria
横に立つ父親に向かってボーカルさながらの勢いで手話を送る娘の動画が話題に/COURTESY Jules Maria
(CNN) カナダ西部アルバータ州のエドモントンでこのほど、ロックバンドの
コンサートに訪れた女性が曲の演奏中、同行した聴覚障害者の父親の方を向き、
音楽に乗せて手話で歌詞を伝える出来事があった。
自らも曲を熱唱しつつ、ロックのビートに完璧に合わせた手話を力強く
繰り出す様子は動画に撮影され、ソーシャルメディア上で拡散。
父親と音楽に対する深い愛情が感じられるとして大きな反響を呼んでいる。
カリ・カーベリーさん(19)と父親のダリンさん(53)は12日、
ともに大ファンだというカナダのロックバンド、「Three Days Grace」
のコンサートに出かけた。
ダリンさんは生まれつき耳が聞こえず、補聴器を付けた片方の耳でなら
いくらか音を聞き取ることができる。
2人に同行したジュールズ・マリアさんは、曲に合わせてダリンさんに向かって
手話を送るカリさんと、それを見て楽しそうに体を揺らすダリンさんの動画を撮影した。
30秒間の動画をフェイスブックに投稿したところ、
再生回数はここまで1400万回を突破し、さらに増え続けている。
マリアさんはその時の状況について、「本当に美しい光景を目撃した」
「ステージ上のパフォーマンスも忘れて、この2人に完全に見とれていた」とコメント。
カリさんは「世界中からものすごい数のメッセージが届いた」
「反響に圧倒されている」と驚く。
Three Days Graceのメンバーも動画の存在に気づき、
フェイスブック上で「今ネット上で最もクールな動画」と紹介。
カリさんのアカウントにも直接メッセージを送った。
カリさんは、これからもダリンさんと2人でいろいろなロックバンドの
コンサートに出かけたいと話している。
Sputnik 2018年12月25日
youtube
ロックバンド「スリー・デイズ・グレイス」の女性ファン、耳の不自由な父親のため手話でライブに「音入れ」
米国で開催されたあるライブで、ロックバンド「スリー・デイズ・グレイス」
のファンらが、感動的なシーンを見守った。
1人の若い女性が、耳の不自由な父親に対して、ある歌の歌詞を手話で
「伝えた」のだ。
動画から判断すると、父親は歌の価値を認めることができたようだ。
スプートニク日本
この動画はSNS上で拡散し、数日間で数百万件の「いいね」を集めた。
この非常に好感が持てる動画について、価値を認めたのはフェイスブックの
ユーザーらだけではなく、スリー・デイズ・グレイスのメンバーら自身も同様だった。
同バンドは自らのツイッターで動画へのリンクを投稿し、これに添えた
コメントではバンドとしても動画の価値を認めている。
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