青森県内初の「手話狂言」に200人大笑い

役者が手話をしながら演じ、演技に合わせ狂言師の音声が会場に流れる「手話狂言」が16日、青森県内で初めて三沢市国際交流教育センターで開かれた。滑稽話に見入った約200人の観衆が、障害の壁を越え共に大笑いした。　三沢市の聴覚障害者団体「三沢ろう協会」が主催し、社会福祉法人トット基金日本ろう者劇団（東京）が「附子（ぶす）」「六地蔵」の2演目を上演。このうち「附子」は、主人が砂糖入りのおけの中身を附子（トリカブトの毒）と偽り使用人に預けたが、うそと気付いた使用人が砂糖を食べきってしまい主人に言い訳する…