JAL、スカイプで手話同時通訳 即時対応可能に

Aviation Wire  2018年12月11日


手話同時通訳サービスを開始したJAL=PHOTO: Tadayuki YOSHIKAWA/Aviation Wire


日本航空(JAL/JL、9201)は12月11日から、

聴覚障がい者向けの手話通訳サービスを導入した。

 コールセンターや店舗などで利用でき、従来よりも即時性のある対応が可能となった。 


 シュアール(東京・品川区)が提供する、遠隔手話通訳サービスを利用。

JALグループのコールセンターと聴覚に障害のある利用者を、シュアールの

手話オペレーターがつなぎ、同時通訳する。


 手話オペレーターは、コールセンターとは音声通話で、利用者とはビデオ通話

「スカイプ(Skype)」で会話し、仲介する。


  コールセンターのほか、東京・有楽町の店舗JALプラザと

羽田空港国内線の一部カウンターでも導入する。


 店舗やカウンターなど、対面式のやりとりには、タブレット端末を使用する。

羽田のカウンターは、2019年3月末まで試験導入する。


  全日本空輸(ANA/NH)は、2016年4月から羽田空港のカウンターで、

タブレット端末を使用した手話通訳サービスを導入している。





PR TIMES  2018年12月11日


遠隔手話通訳サービスを開始

~JALはさまざまな場面でのアクセシビリティー向上に取り組みます~


 JAL では、すべてのお客さまに安心してご旅行いただけるよう、さまざまな場面での

アクセシビリティーを向上(*1)するための取り組みを進めております。

 (*1) プレスリリース「JAL スポーツアンバサダー誕生」(2016年4月12日) 

  http://press.jal.co.jp/ja/release/201604/002637.html  


 今般、その一環として、聴覚障がいのあるお客さまなどが、手話を使って

各お問合せ窓口でのお手続きができるよう遠隔手話通訳サービスを

2018年12月11日より開始します。


 【概要】 

遠隔手話通訳サービス(株式会社シュアール提供)を、JALグループのコールセンターや、JALプラザ、羽田空港の一部カウンターへのお問い合わせ・お手続きの際にご利用いただけます。これまでお使いいただいたメールやFAX、筆談に加え、手話でもお問い合わせいただけることで、よりタイムリーなご案内を実現します。 


■イメージ


【ご利用が可能な窓口】

① 国内線/国際線のご予約・ご購入・お問い合わせ 

② JALマイレージバンク事務局            

③ JALプライオリティ・ゲストセンター 

④ JALご意見・ご要望デスク 

⑤ JALカード各顧客対応窓口 

⑥ ジャルパック国内/海外ツアーに関するご予約・お問い合わせ 

⑦ JALプラザ 

⑧ 羽田空港国内線ターミナル(2019年3月末日までトライアルを実施します。)


【ご利用方法】 

ご自身のパソコンやスマートフォンなどの端末から、JALホームページの以下のURLから遠隔手話通訳サービスのページにお進みいただけます。また、JALプラザと羽田空港では、タブレット端末をご用意しております。


◆PCサイト 

・「JALプライオリティ・ゲストサポート お問い合わせ欄」 

   URL:https://www.jal.co.jp/jalpri/ 


◆モバイルサイト 

・「国内線お問い合わせ 耳や言葉の不自由なお客さまのための予約・案内サービス」 

  URL:http://www.mobile-info.jal.co.jp/mobile/information/dom/ 

・「国際線お問い合わせ 耳や言葉の不自由なお客さまのための予約・案内サービス」

   URL:http://www.mobile-info.jal.co.jp/mobile/information/inter/ 


 また、お手伝いをご希望されるお客さまへご用意しております

会員システム「プライオリティ・ゲスト・カード」(*2)にご登録いただけますと、

さらにスピーディかつスムーズにお手続いただけます。

 (*2)参考

  URL:http://www.jal.co.jp/jalpri/guide/card.html


【その他】 

 お手伝いが必要なお客さまが安心してご旅行いただけるよう、空港や機内の

ご利用の流れを、映像でご覧いただけるようになるなど、ホームページ

 (*3)の刷新にも取り組んでいます。(2019年2月頃にご提供開始予定) 

(*3) 「JALプライオリティ・ゲストサポート」

  URL:https://www.jal.co.jp/jalpri


ご案内映像イメージ

 JALは、すべての皆さまが旅、スポーツをはじめ、さまざまな文化を楽しむこと

ができる社会の実現を目指し、これまで培ったノウハウや実績を活かし

さらなるバリアフリー化を含めたアクセシビリティーの向上に、引き続き

積極的に取り組んでいくとともに、魅力ある商品を展開してまいります。


以上


■株式会社シュアール 

“Tech for the Deaf”というスローガンのもと、IT×手話サービスを展開しています。手話通訳の専門技術をもった有資格者が提供するサービスは、各地行政機関、民間企業にも多数導入されています。





時事ドットコム  2018年12月11日


遠隔手話通訳を開始

=ネットで利用者に対応-日航


 日本航空は11日、聴覚障害のある利用者らを対象に、インターネット上で

遠隔手話通訳をするサービスを同日から開始したと発表した。


 年間1200件程度の利用を想定しており、従来のメールやファクス、

筆談に加えて問い合わせや要望などの手段が増えることになる。


  日航によると、利用者がパソコンやスマートフォンで日航ホームページに

アクセスした上、遠隔手話通訳のサービスを選択すると、ビデオ通話で

手話ができるオペレーターが対応。


 オペレーターが利用者から伝えられた問い合わせや要望の内容をコールセンターに

電話で仲介する仕組みだという。 


 聴覚障害者向けの手話通訳では、全日本空輸も空港カウンターで

専用のタブレット端末を使ったサービスを提供している。




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