日経電子版 2018/12/4
区役所に遠隔手話サービス、品川区が導入
東京都品川区はインターネットを活用した遠隔手話サービスを、区役所に導入した。
3階の総合案内に専用のタブレット(多機能携帯端末)を配置し、
区職員と聴覚障害者が意思疎通できるようにする。
遠隔手話サービスの導入は23区では珍しいという。
シュアール(東京・品川)が開発したシステムを使う。
タブレットのビデオ通話機能を使い、遠隔地にいる同社のスタッフが
障害者の手話を映像で確認し、区職員に音声で伝える。
品川区は区役所3階の総合案内で遠隔手話通訳のサービスを始めた
障害者には区職員の声を手話で通訳する。 区は現在、障害者福祉課に
手話通訳者を週2日配置し、それ以外の日は筆談で対応している。
遠隔の手話通訳も導入することで、障害者が役所で手続きをしやすくする。
2019年2月までタブレットを1台試験導入し、
需要があれば機器を増やすことも検討する。
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