佐賀新聞LiVE 11/28
<行くぜ!さが総文>ボランティア部門
手話劇で「人のつながり」
嬉野高JRC部
ボランティア部門のプレ大会では、嬉野高JRC部が
手話を交えた劇(手話劇)を披露した。
劇の最後は、全員で手をつないで歌を歌い、見る人を温かい気持ちにさせた。
生徒たちは、表情を意識して「感情を込めて」手話をするよう心掛けている。
劇中の手話は、県聴覚障害者サポートセンター(佐賀市)の
職員から指導を受けてマスターした。
手話を交えた劇と歌を披露する嬉野高校JRC部の生徒たち=嬉野市の嬉野高校
現在、活動するのは2、3年生合わせて22人。
日ごろ、福祉に関するイベントなどで手話劇や「にわか」を披露している。
全員が総合学科社会福祉系列で福祉を学んでいる生徒で、部の活動は、
見る人に元気と笑いを届けると同時に、学びを深める場でもある。
活動の元にあるのは「社会にはいろいろな人がいるが、誰もが暮らしやすく、
優しい社会をつくりたい」という願いだ。
2年生で同部門実行委員の冨永佳那さん(17)と植松洋人さん(16)は
「『人とのつながり』を表現したい。聴覚などに障害のある人も劇や
パフォーマンスを見て、元気になれるような発表をしたい」
とステージに込めた熱い思いを語った。
(松田美紀)
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