AEDガイド
AED-2150
あらゆる機能と液晶画面。
目と耳で分かる日本光電AEDの魅力。
AED-2150は、AED-2100の全ての機能を有し、さらに液晶画面があるのが特徴的で、
騒音がうるさい場所でも使用しやすかったり、耳が不自由な方でも使用できたり、
暗い場所でも使用できたりなどのメリットがあります。
2-2. 耳の不自由な人の使用に役立つ
通常のAEDは、音声でAEDの使い方をアナウンスします。
アナウンスの内容は非常に丁寧で、初めての人でもAEDが使えるように考えられて
構成されているので、音が普通に聞こえる人であればそのアナウンスに従えば
使用するのはさほど難しくは無いと思います。
しかし、耳が聞こえない人、耳が不自由な人はそうはいきません。
AEDによほど精通してない限りは、AEDがどんな指示を出しているか分からないので、
正しく使用することが出来ないことが想定されます。
このような、耳が聞こえない人、耳が不自由な人はどの程度いるのでしょうか。
WHOの調査で、以下のような情報がでています。
世界疾病調査(GBD)の聴覚専門者による 2013 年 の WHO のレビューによると、世界の聴力低下による 難聴者比率は 15 歳以上の男性で 22.7%、女性で 19% という結果でした。聴力レベル 20dB~34dB HL(500, 1000, 2000, 4000Hz の平均)を軽度難聴としたところ、 50 歳以上の成人に聴力低下の増加が多く見られまし た(Stevens ら, 2013)。
約20%という数字は、5人に1人は聴力が低下しているということになります。
聴力が低下している人々にとっても、画面はAEDを使用する際の良いサポートになると思われます。
心停止状態では、10分放置してしまうと救命の見込みはほぼなくなるという
1分1秒を争う状況です。
その時に近くにいる人が聴覚に問題があったとしたら、他のAEDだと
使用出来ない可能性がありますが、AED-2150なら使用できる可能性があります。
この点を考えると、画面付きであることは非常に価値のあることだと感じています。
AED-2150は細かく画像が変わる液晶画面がついたAEDです。
液晶画面があれば、表示される絵を見て使用方法を確認できるので、
正しく操作をするサポートになります。
また液晶画面があることで騒音がうるさい場所で使用しやすかったり、
耳が不自由な人にも使用できるメリットがあります。
町内会やマンション等、様々な方が使用することが想定される場所に
設置する場合には、画面付きのAEDは活用されやすいと思います。
また、近くに大きな道路や空港などがあって騒音が気になる場所や、
熱狂する観客の集まるスポーツ施設、ライブ会場等に設置する場合も、
液晶画面付きのAED-2150を選択されるのが良いと思います。
AEDライフ - 日本光電のAED
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