日本経済新聞 2018/11/10
優勝した松江養護学校の料理=共同
全国各地の高校生らのチームが地元と島根県の特産品を使い、料理やレシピを競う
「第3回食の縁結び甲子園全国大会」が10日、松江市で開かれ、
松江養護学校(同市)が初めて優勝した。
準優勝は葛飾ろう学校(東京都葛飾区)と、
過去2回を制した北海道三笠高(北海道三笠市)。
9都道府県の10校が参加し、「地域を元気にする!一汁ワンプレートの縁結び創作料理」
をテーマに調理。
松江養護学校は、島根県の宍道湖産シジミのパエリアや
地元企業の甘酒のゼリーなどを一皿に盛り付けた
「まつようランチ~地域の方とのご縁に感謝を込めて~」
を作った。
チームリーダーの3年、角亘也さん(17)は「学校の近くに住む高齢者から
『年を取って食が細くなった』との悩みを聞き、栄養バランスを
重視したメニューにした」と笑顔を見せた。
島根県出身のお笑いタレント、ネゴシックスさんが選ぶ
特別審査委員賞は仙台商業高(仙台市)が受賞した。
大会には高校や特別支援学校の生徒らの110チームが応募。
出場校は書類審査などで選ばれた。
〔共同〕
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