上毛新聞 2018/10/11
歌会始選者が生徒の短歌講評
前橋・聾学校
一流歌人の授業を通して短歌の魅力を知ってもらおうと、
群馬県立土屋文明記念文学館は、前橋市の県立聾ろう学校で短歌教室
「歌人が学校に!~選歌と講評から学ぶ~」を開いた。
宮中歌会始選者の今野寿美さんが講師を務め、高等部の18人、中学部の15人が
それぞれの歌の講評を聞きながら、三十一文字で表現する楽しさを学んだ。
今野さんの講評を聞きながら短歌の楽しさを学ぶ生徒
今野さんは生徒たちが題「光」か、自由に詠んで提出していた作品を
紹介しながら、良い表現や心情を解説。
「同じことを言っても、言葉を少し変えるだけでリズムが整う。
短歌を作る際、時間をかけて考え直すことは大切で、楽しい時間」
とアドバイスした。
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