文字で119番通報 海老名市が登録説明会開催へ

カナロコ 神奈川新聞  2018/10/09



 海老名市は10月27、28日、聴覚障害がある人や発話が困難な人が

会話をせずに119番通報できるシステムの登録説明会を同市役所で開催する。


 スマートフォンや携帯電話などからインターネット接続を介し

文字で緊急通報する仕組みで、市は説明会の参加希望者に、

スマホなどの端末を当日持参するよう呼び掛けている。システムの利用登録は無料。


  「NET119緊急通報システム」の登録者数は現在54人。

同システムは、救急車の要請や火災発生などを画面タッチや

ボタン操作で通報できるのが大きな特長だ。


 利用者のスマホなどに内蔵されている衛星利用測位システム(GPS)を

活用することで、消防側に現場の位置情報も迅速に伝わる仕組みになっている。


  説明会の対象は、同市在住、在勤、在学で会話による119番通報が困難な人。

両日で計4回実施し、いずれも午前9時、同11時から各2時間。


 当日に手話通訳や要約筆記が必要な人は10月15日までに市警防課まで申し込む。

問い合わせや申し込みは、

ファクス046(234)7541、

電話046(231)0932。



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