函館聾学校出身の手話パフォーマー

どうしん電子版(北海道新聞)  10/09


Nyankoさん10日凱旋公演 

函館聾学校出身の手話パフォーマー 

「夢持つ大切さ」講演も


函館聾学校(函館市深堀町)で10日午後1時半から、

 同校卒業生で東京を拠点にモデルや手話パフォーマンスの活動をしている

Nyanko(本名・寺田えり)さんの講演会とパフォーマンス公演が開かれる。


  Nyankoさんは函館市出身で、同校には幼稚部から中学部卒業まで在籍した。

同校在学中からダンスが得意で、現在は全国各地で音楽に合わせて手話をしながら踊る

手話パフォーマンスの公演を行っているほか、モデルとしても活躍している。


2015年には聴覚障害者のミスコンテスト世界大会で優勝した。  

 当日は「夢を紡ぎ、かなえるために」と題して、夢を持って生きていくことの大切さを

講演で訴えるほか、手話パフォーマンス2曲を披露する。


 同校の海田俊昌校長は「世間一般で不利と思われていることを強みに変えて

たくましく生きているNyankoさんの姿を多くの人に見てほしい」と話している。

Nyankoさんによる講演会と公演のポスターを手にする海田校長


  入場無料。当日参加も可能だが、事前申し込みも受け付けている。

駐車場には限りがあるため公共交通機関での来場が望ましい。

申し込み、問い合わせは同校(電)0138・52・1658へ。

(志村直)



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