東京国際ろう映画祭
ろう映画祭の可能性を考える
世界各地のろう映画祭とシズカン×東京ろう映画祭から
みなさんは、日本また世界各地でろう映画祭が開催されていることをご存知でしょうか。
東京ろう映画祭実行委員会では、ろうにまつわる映画の発展に役立てることを目的に、
世界各地のろう映画祭の状況や、先進的な取り組みなどについて視察を行っています。
2019年に開催される東京ろう映画祭の目指していくべき姿や、今後より一層、
ろうにまつわる映画について盛り上げていくために必要な要素は何か、また今年5月に
東京ろう映画祭とのコラボ企画を行った「シズオカ×カンヌウィーク』実行委員長との対談を通して、
異なる分野同士協力することで生み出されるシナジー効果を探るとともに、
聴者とろう者の相互理解の場を創出する可能性について考えを深めていきます。
2018.11.3 Sat 14:00〜17:30
(受付13:30~)
シネマハウス大塚 (最寄駅:JR山手線「大塚駅」北口から徒歩7分、
都電荒川線「巣鴨新田駅」より徒歩3分)
参加費:1500円
定員:50名 (申込先着順)
■情報保障有り
日本手話通訳・UDトークによる書記日本語のリアルタイム字幕
PROGRAM プログラム
全体司会:小林遥
第一部 14:00~
短編映画『ジ・エンド』上映・ティーチイン(江副悟史)
昨年の東京ろう映画祭で上映し、話題となった短編映画『ジ・エンド』のアンコール上映します。
また、作品を制作したBSLZONEとDeaffestについてご紹介します
©BSLBT but produced by Ted Evans at Neath Films.
『ジ・エンド』The End
監督:テッド・エヴァンズ
上映時間:24分 (2011年/イギリス/英語・イギリス手話・日本語字幕)
ろう者を聴者に変える「革命的治療」が誕生した中、監督はろう児の
グループの成長を追い始める。彼らは治療や、ろう者をとりまく環境について、
各々の思いを語るが大人に成長するにつれて....。
人工内耳の開発で世界的にろう者が減っている近年の状況に
ろう者の視点から警鐘を鳴らす。
イタリア国際ろう映画祭など世界中の様々なろう映画祭でグランプリを受賞し、
拍手喝采を得たモキュメンタリー。
第二部 15:00~
各国のろう映画祭の視察報告 (牧原依里)
CINEDEAF(ローマ国際ろう映画祭)や、シアトルろう映画祭(SDFF)、
上海ろう映画祭(SHIDFF) 各国のろう映画祭の視察内容を報告し、
ろう映画祭の課題と東京国際ろう映画祭の今後の展望について語ります。
第三部 16:00~
シズオカ×カンヌウィーク×東京ろう映画祭のコラボの秘話
登壇者:岸田琢磨・牧原依里 聞き手:佐藤譲二
今年初めて本実行委員会とコラボレーション企画を実施した
シズオカ×カンヌウィーク実行委員長 岸田氏をお招きし、
映画祭の可能性について探ります。
●シズオカ×カンヌウィークとは
カンヌ市と姉妹都市提携を結ぶ静岡市を舞台に、
「カンヌ映画祭」と同時期に開催される映画とマルシェのフェスティバル。
食、音楽、アートなど幅広いジャンルの文化を融合したイベントです。
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