佐賀新聞LiVE 9月11日
佐賀市の県立ろう学校で7日、高等部の生徒4人による就業体験の発表会があった。
仕事を体験して学んだことや今後の目標を後輩や保護者らの前で話し、将来に向けて意識を高めた。
高等部1~3年生の生徒は6月下旬から、3~5日間の日程で県内外の企業や
就労継続支援の事業所などで就業体験をした。
竹嶋おんぷさん(18)=3年=は、福岡県で弁当販売や配食事業をする
社会福祉法人「木の香園」で野菜の皮むきやカット作業をしたことなどを発表した。
スライドを使い、就業体験で学んだことを発表する高等部3年の竹嶋さん
=佐賀市の県立ろう学校
竹嶋さんは活動を振り返り、「何か分からないときに質問すること」や
「積極的にあいさつすること」を課題として挙げ、
「ボードやカードを使い、話す練習を頑張りたい」と意気込みを語った。
就業体験は生徒たちが働くことや自分の職業適性について知るために実施している。
当日は、就業体験で生徒を受け入れた企業や事業所の関係者も発表を聞いた。
発表会後には、企業向けに学校で行う進路指導の計画や取り組みについての説明会もあった。
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