日経 xTECH/日経コンピュータ 2018/08/28
九州新幹線の乗務員らにiPhone/iPad導入、
異常時の対応力強化
九州旅客鉄道(JR九州)は2018年8月28日、
九州新幹線の関連職員に米アップルのiPhone/iPadを合計124台導入すると発表した。
異常時対応の迅速化や、乗客向け案内の強化を目指す。
10月1日から利用を始める。
九州新幹線の800系車両 (出所:九州旅客鉄道)
車掌と車両担当(車両メンテナンスなどを担当)にiPhone 8 Plusを合計54台、
運転士と工務担当(線路や信号などの設備メンテナンスを担当)、
指令員にはiPadを合計70台配備する。
例えば、車両故障や災害などの発生時に、運転士・車掌が撮影した
現場の写真・動画を指令員に送付し、適切な対応をできるようにする。
異常時などに紙の規定やマニュアル類をiPhone/iPadから
閲覧できるようにして対応力を高める。
車掌は翻訳アプリや筆談アプリを活用。
訪日外国人や聴覚障害者向けのサービス向上を図る。
JR九州は各部門へのスマートデバイス導入を進めており、
2018年6月1日に在来線の全ての車掌にiPhone 8 Plusを、
全ての運転士にiPad mini 4を配備している。
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