沖縄タイムス 2018年8月18日
笑撃!手話を使って「観る笑い」
劇団アラマンダ 沖縄で旗揚げ
聴覚障がい者も楽しめる手話コメディー劇団アラマンダが17日、那覇市の
よしもと沖縄花月で旗揚げした。
沖縄を拠点に活動する若手お笑い芸人7人が出演し、
手話を交えた「観る笑い」を披露した。
聴覚に障がいがある人ら約100人が舞台狭しと動き回る
ドタバタコメディーを観劇。会場いっぱいに、笑い声が響いた。
企画したのは、よしもとクリエイティブ・エージェンシーに所属する
芸人の大屋あゆみさん(33)=宜野湾市出身。
手話を使ったドタバタコメディーで会場の笑いを誘う「劇団アラマンダ」
=17日午後、那覇市・よしもと沖縄花月(古謝克公撮影)
聴覚に障がいがある両親のもとで育ち、日本語より先に手話を覚えた。
大屋さんは「言葉がいらない笑いもある。これからも聞こえない人の
娯楽の選択肢を増やしていきたい」と意気込んだ。
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