グーグル 補聴器へのサポートへ


CNET Japan
Gordon Gottsegen (CNET News) 
翻訳校正: 湯本牧子 吉武稔夫 (ガリレオ)  2018年08月17日 


グーグル、「Android」で補聴器への

ストリーミングをサポートへ

 Googleは、難聴に苦しんでいる人々の生活を
今より少しよいものにしようとしている。


  Googleは米国時間8月16日、補聴器メーカーのGN Hearingと協力し、

今後のバージョンの「Android」で補聴器へのストリーミングをサポート

できるようにする新たな仕様を作成していると発表した。


 つまり、Androidデバイスから補聴器の接続、ペアリング、

モニタリングが可能になるということだ。


提供:BSIP/UIG Via Getty Images


 この取り組みは、Appleの補聴器サポートプログラム「Made for iPhone」に続くものだ。


  Appleが先行しているが、Googleの動きはより大きな影響をもたらす可能性がある。

世界のスマートフォンの85%はAndroidを搭載しているとされるためだ。

iOSのシェアは14.7%となっている。 


 世界保健機関(WHO)が3月に公開した統計によると、世界では

約4億6600万人が聴覚障害を抱えており、多くの人がAndroidの

サポートから恩恵を受ける可能性があるかもしれない。


  Androidによる補聴器のサポートは、音質を高く保ちながら、

バッテリ持続時間への影響は低く抑えるよう設計されている。

この補聴器のサポートに関する詳細は、Androidの仕様のページで確認できる。


提供:Google



2018年8月16日   Posted by Seang Chau, Vice President, Engineering


Androidでの補聴器のストリーミングサポート仕様





「Made for iPhone」補聴器を使う




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