【海外】「店員の声が聞こえない」店舗がオープン

©Starbucks


「世界一静かなスターバックス」


 以前、フロントロウでもお伝えしたように、マレーシアには店員の声が

全く聞こえない「世界一静かなスターバックス」がある。  


 聴覚障がい者向けの店舗として誕生したこの店舗は、耳が聞こえない人たち

がバリスタとして働いているという特別な店舗。


 多様性を目指すスターバックスが、ハンディキャップを抱えている人が

快適に働ける職場環境を提供することを目的としてマレーシアに初めてオープン。


 これが大反響だったことを受け、ついにアメリカのワシントンD.C.にも

このような店舗がオープンされる。


 米スターバックスの公式ページに掲載された声明文には、聴覚障がいを

抱える人たちに働く機会を与えるとともに、同じ障がいを持つ来店客が

手話を使い困難なくオーダーできる環境を作りたいと書かれている。


  この店舗では、20人から25人程度の聴覚障がいを持つ人や

聞き取りが難しい人、彼らのパートナーを雇うという。

(フロントロウ編集部)




経済・株式の最新ニュースなら財経新聞  2018年7月23日


スタバ、従業員全員が米手話のできる店舗を

オープンへ 米国で


   米スターバックスは19日、米手話(ASL)に習熟した従業員だけで

構成するという「Signing Store」(手話店舗)を米国で初めて10月にオープン

する計画を発表した(プレスリリース)。 


 スターバックスは2016年に初のSigning Storeをマレーシア・クアラルンプール

でオープンしている。


 米国初のSigning Storeは聴覚障害者のための大学、ギャローデット大学に近い

首都ワシントンの6番・Hストリート交差点に立地。


 すべての顧客にスターバックスらしいサービスを提供する一方

聴覚障害を持つ人にも利用しやすい環境と雇用機会を提供するとのこと。


  Signing Storeオープンに向け、スターバックスでは全米で20~25人の

聴覚障害者を雇用し、健聴者もASL習熟を条件として雇用する。


 店舗ではろうの芸術家によるアートワークやマグカップを用い

聴覚障害を持つ従業員はASLのイラスト入りエプロン

健聴者の従業員は手話ができることを示すバッジを付けるとのことだ。


0コメント

  • 1000 / 1000