和歌山 テレビ電話使い手話で相談受ける

AGARA 紀伊民報  2018年7月6日


テレビ電話使い手話で相談受ける 

聴覚障害者情報センター


 和歌山県聴覚障害者情報センター(和歌山市手平2丁目)は

センターから遠い地域に住んでいる聴覚障害者らを対象に

インターネットのテレビ電話機能を使って手話での電話相談サービスを始めた。  


 これまでセンターに来所しての相談が基本だったが

田辺・西牟婁や新宮・東牟婁、橋本・伊都などセンターから遠い地域

に住む人はなかなか足を運びにくいのが実情だった。


 遠隔地に住む人であっても悩みや不安を気軽に相談してもらえるよう

4月からサービスをスタート。

 

 自身のスマートフォンやタブレット、パソコンがあれば

インターネットのテレビ電話「スカイプ」を使って、どこからでも相談できる。  


 県は議員提案による「手話言語条例」を昨年12月に制定した。

条例では、県の責務として「手話を使用しやすい環境の整備を推進する」

ことを挙げており、センターの手話電話相談サービスはその一環。  


手話電話相談の利用時間

月、火、木~土曜(祝日を除く)の

午前9時~午後5時45分。問い合わせは

県聴覚障害者情報センター

  ファクス073・421・6411

    電話073・421・6311 

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