毎日新聞2018年6月7日 地方版
「手話バッジ」の配布
手話でやりとりができることを示す「手話バッジ」の配布を県が7月から始める。
「全国手話検定3級」程度以上の技能を持つ人に付けてもらい
聴覚障害がある人たちの円滑なコミュニケーションに役立ててもらう。
手話でやりとりできることを示す「手話バッジ」
=鳥取県庁で、小野まなみ撮影
県のあいサポートマークに「手話」を意味するサインを添えたデザインで2000個作成。
県聴覚障害者協会と県内3カ所の地区センター
▽全国手話通訳問題研究会鳥取支部
▽県手話サークル連絡協議会
▽県立鳥取聾(ろう)学校--に配布。
それぞれが該当する会員や関係者らに配るという。
資格を持っていなくても、道案内など簡単な会話ができれば付けてもらう。
県聴覚障害者協会の石橋大吾事務局長は
「将来的にはバッジが無くても当たり前に交流できる社会になればいい」と話した。
【小野まなみ】
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