日本初の公立の特別支援学校「京都盲唖(もうあ)院」が
京都市中京区に開校したのは明治11年(1878年)5月のことだった。
障害を持つ子供をどう教え導くか。教師たちは情熱的に指導方法の開拓に取り組んだ。
創立140周年を迎えた今年、歩みを物語る資料約3000点が
国の重要文化財に指定されることが決まった。
体育の授業風景を伝える「盲生遊戯並体操図」
■国の重文に3000点
資料のうち約2600点は後身の京都府立盲学校(同北区)
約400点は府立聾(ろう)学校(同右京区)が保管する。
府立盲学校で長年教諭を務め研究に取り組んできた
非常勤講師の岸博実さんを同校に訪ねた。
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2018/5/16 日本経済新聞 電子版
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